ミシガン湖(読み)ミシガンこ(英語表記)Lake Michigan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミシガン湖
ミシガンこ
Lake Michigan

アメリカ合衆国北部の湖。カナダとの国境にある五大湖の一つで,全域がアメリカに属する。面積は 5万7757km2で,五大湖中 3番目に広い。南北径 517km,最大幅 190km,湖面標高 176m,最大水深 281m。氷河期前の河食による低地がさらに氷食を受けて低下して形成された。約 100の中小河川が流入し,湖水はマキノー水道を経て,ヒューロン湖に排水される。西風が卓越し,南東岸には砂丘が多い。冬季,湖岸および流入河川は凍結するが,湖の中央部は結氷しない。南の湖岸は,シカゴの南郊を中心とした一大工業地帯を形成する。ここで消費する鉄鉱石,石灰石などが,ゲーリ港で荷揚げされ,西岸のグリーンベイ港やミルウォーキー港からコムギなどが積み出される。シカゴ市内に接した湖岸には,ヨットハーバーなどがあり,市民の憩いの場でもある。湖の名は「大きい湖」という意味の michigamiまたは misschiganinというアルゴンキン・インディアン(→アルゴンキン族)のことばに由来する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミシガン湖
みしがんこ
Lake Michigan

北アメリカ東部にある五大湖の一つ。五大湖のなかで全域がアメリカ合衆国に含まれる唯一の湖である。五大湖の南西に位置し、南北に細長い。北西のグリーン湾を含む。面積5万8020平方キロメートルは五大湖中第三位である。南北520キロメートル、湖面標高174メートル、最大水深281メートル。湖水はマキナック水道を通りヒューロン湖に流出する。北のマキナック水道付近を中心に12月から4月初旬まで氷に覆われる。沿岸は氷河堆積(たいせき)物に覆われた平野で、南東岸を中心に砂丘が発達する。沿岸の北部地域では針葉樹と広葉樹の混交林が広がり、部分的に牧畜が行われているが、南部地域(とくに西岸)では酪農を中心とした農業が行われる。南西端にシカゴ、西岸にミルウォーキーなどの都市があり、機械、食品、製鉄などの工業が盛んである。これらの都市を控え、沿岸にはレクリエーション地が多い。[大竹一彦]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ミシガン‐こ【ミシガン湖】

北アメリカの五大湖の一つ。アメリカ合衆国にあり、面積はスペリオル湖・ヒューロン湖についで広い。冬季は凍結する。沿岸にシカゴ、ミルウォーキーなどの都市が発達。

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