ヨハネス(英語表記)Johannes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨハネス
Johannes

教皇セルギウス2世在位 844~847)の対立教皇(在位 844.1.)。ローマの民衆から強い支持を受けた大司教であり,貴族階級の推すセルギウス2世を退けて 844年1月に教皇に選出された。同時にセルギウス2世も皇帝の勅許を得ないままサン・ピエトロ大聖堂で教皇に登位した。ヨハネスはラテラノ宮殿にこもっていたが,貴族らに殺されるところを,セルギウス2世の介入により命を救われ,修道院に幽閉された。844年6月,セルギウス2世はフランク帝国(→神聖ローマ帝国フランク王国)の皇帝ロタール1世(在位 840~855)の承認を受けて正式に教皇となり,それ以降のヨハネスの記録は残されていない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ヨハネス(Johannes)

ローマ教皇の名。
(22世)[1245ころ~1334]アビニョン時代の第196代教皇。在位1316~1334。フランスの政策に同調してドイツの皇帝選挙に干渉。教皇庁の組織・財政再建に努めた。
(23世)[1881~1963]第261代教皇。在位1958~1963。回勅公会議・各国歴訪を通じて、教会合同・世界平和を呼びかけた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ヨハネスの関連情報