コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ラセミ化 ラセミか racemization

4件 の用語解説(ラセミ化の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラセミ化
ラセミか
racemization

光学対掌体の一方の成分から成る物質の半数がこれと鏡像関係にある他方の対掌体に変化することによって,光学不活性な物質,すなわちラセミ体になる現象のこと。光学不活性化ともいう。ラセミ化は光の照射などの物理的影響のもとに起る場合や,酸,アルカリの添加など化学作用によって起る場合がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ラセミ‐か〔‐クワ〕【ラセミ化】

[名](スル)racemization光学異性体が変性してその光学活性を失うこと。熱や光、あるいは酸・アルカリなどの化学試薬により、純粋な光学活性分子光学異性体に変化して、二つの光学異性体の混合物になることにより、光学活性が失われる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典の解説

ラセミ化

 不斉炭素原子をもつと,二つの光学異性体ができるが,この二つの等量混合物をラセミ体,もしくはラセミ化合物という.二つのうち片方の化合物が化学的な反応や酵素反応によって等量混合物に変化すること.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラセミ化
らせみか
racemization

光学異性体が対掌体あるいはメソ形に変化して光学活性を失うか低下する現象。実験的には旋光度の消滅あるいは減少によって観測される。温度などの物理的条件の変動、触媒作用、酵素作用などによっておこることが多い。ラセミ化を触媒する酵素をラセマーゼという。置換活性錯体では中心原子‐配位子間の解離再結合によってもラセミ化がおこる。[岩本振武]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ラセミ化の関連キーワード代謝拮抗物質浸出片面過半数純物質半数対掌体希釈法正味エネルギー代謝半減期

今日のキーワード

ポケモンGO

2016年7月6日に米国・オーストラリア・ニュージーランドで配信開始となったスマートフォン用AR(仮想現実)モバイルゲーム。開発・発売元はNiantic,Inc.(ナイアンティック)で、株式会社ポケモ...

続きを読む

コトバンク for iPhone