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ラマルティーヌ
Alphonse de Lamartine
1790〜1869
フランス−ロマン主義の詩人・政治家
『瞑想詩集』で詩人の地位を確立。七月革命後,政治生活にはいり,共和主義者で,二月革命後の臨時政府の一員として外務大臣となり,ブルジョワ急進派を代表して社会主義者と対抗。ナポレオン3世のクーデタ後政界を去り,不遇の晩年を送った。
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ラマルティーヌ(Alphonse Marie Louis de Prât de Lamartine)
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ラマルティーヌ【Alphonse de Lamartine】
1790‐1869
フランスの詩人,政治家。身分の低い貴族の家に生まれ,幼少時代をブルゴーニュのマコン近くの領地で過ごし,17歳のときまでカトリックの神父たちのもとで勉強を続け,その後は自由な読書と旅と恋と書くことで青春を送った。第1次王政復古のとき,ルイ18世の近衛を務めたが,〈百日天下〉でスイスに亡命し,軍籍を退き,文学を自らの天職と定め,悲劇を書き始めた。1820年に出版した《瞑想詩集》は,熱狂的に迎えられ,ロマン派の抒情詩の時代の幕明けとなった。
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