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ラ・フォンテーヌ Jean de La Fontaine

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世界大百科事典 第2版の解説

ラ・フォンテーヌ【Jean de La Fontaine】

1621‐95
フランスの詩人。《寓話詩》によって広く知られる。シャンパーニュシャトー・ティエリの森林河川監督官の長男に生まれ,郷里とパリで教育を受け,パリのオラトリオ会神学校に入るが1年でやめる。その後パリで法律を学ぶかたわら同郷の親友モークロアやフュルティエールらと文学を談じ詩作を試みる。結婚し父の官職を継いだが文学に引かれてパリと郷里を往復。54年喜劇《宦官》を初めて刊行。知人を介して当時最大の文芸庇護者,財務総監フーケのお抱え詩人となる。

ラ・フォンテーヌ【Louis Hippolyte La Fontaine】

1807‐64
イギリス北アメリカ連合カナダ植民地の政治家,首相(在職1848‐51)。ロワー・カナダに生まれ,1830年,ロワー・カナダ立法議会議員に当選して以来政界に入る。L.J.パピノーの政治民主化運動を支持するが,穏健派であって武装蜂起には参加しなかった。41年の連合カナダ植民地の成立とともにフランス系カナダ改革派の指導者として,イギリス系カナダ改革派のR.ボールドウィンと組んで組閣,自身は法務長官を務めた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のラ・フォンテーヌの言及

【寓話】より

…イエズス会が教化に用いていたイソップ寓話集が宣教師によって日本に伝えられたのが天草本《エソポのハブラス》(1593)で日本におけるヨーロッパ文学翻訳の嚆矢(こうし)となった。ルネサンス期フランスでは寓話として見るべき作品はないが,17世紀にJ.deラ・フォンテーヌが韻文による《寓話》(1668‐94)を刊行して伝統を一新した。ラ・フォンテーヌはイソップ寓話のみならずインドの《パンチャタントラ》その他からも題材を得て約240編のみごとな詩編を創造し,従来いわば一般的な世間知の集成であった寓話を個性的な芸術作品とした。…

【サロン】より

…この時期には,パリをまねた地方都市のサロンも多くなった。17世紀にはそのほか,ラ・ロシュフーコーの《箴言集》や,J.deラ・フォンテーヌの《寓話》を生み出したサブレ夫人のサロン,多少軽佻な趣があったスカロン夫人Mme.Scarron(1635‐1719。のちのマントノン夫人marquise de Mantenon)のサロンなどがあり,17世紀末には自由思想家(リベルタン)たちを集めたニノン・ド・ランクロNinon de Lenclos(1620‐1705)のサロンも出現した。…

【カナダ】より

…カナダ史では過激な変革は排され,漸進的な改革が目的を達成する。マッケンジー,パピノーの運動はより穏健なR.ボールドウィンL.H.ラ・フォンテーヌらに受け継がれたのであった。 しかし,蜂起の失敗は両植民地に大きな影響を与えることになった。…

※「ラ・フォンテーヌ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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