出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「レザー」の意味・読み・例文・類語
レザー(razor)
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レザー
英語のleatherは皮革,なめし革の意だが,日本ではふつう人造の皮革類似品(レザー・クロースleather cloth)をさす。擬革,イミテーション・レザーとも。布や紙にパイロキシリン・ラッカー(窒素含有量15%程度のニトロセルロースを溶剤に溶かし,可塑剤などを添加したもの),塩化ビニル樹脂などを塗布し表面に皮革様の模様をつけたパイロキシリン・レザー,ビニルレザーなどがある。いす張り,書籍の表紙,ブックカバー,日用雑貨などに使用。→合成皮革
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レザー【leather】
戦前から,皮革の代替品として織編布にニトロセルロースなどを塗布したものを,擬革,またはイミテーションレザーimitation leatherと呼び,略してレザーもしくはレザークロスと呼んでいたが,現在このような製品は市場に見当たらない。ポリ塩化ビニル樹脂塗料を塗布,またはこの樹脂膜をはり合わせた塩ビレザーまたはビニルレザーと呼ばれるものがあるが,これを単にレザーと呼ぶことは少なく,レザーといえばむしろ本来の意味の革をいうことが多い。
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レザー
leather
本来はなめし皮の意であるが,日本では加工織物 (leather cloth) の意味で用いられ,特に模造皮革をさす。織布に軟質塩化ビニル樹脂,ポリウレタンなどのプラスチック層を被覆し,染色やエンボス加工などを施したもので,一般に物理的性質 (弾性率,透湿性など) にやや難点がある。
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