レスピーギ

百科事典マイペディア「レスピーギ」の解説

レスピーギ

イタリアの作曲家。生地ボローニャの音楽学校でバイオリンビオラを修め,またG.マルトゥッチ〔1856-1909〕らに作曲を学ぶ。1900年ペテルブルグの帝室歌劇場でビオラ奏者となり,リムスキー・コルサコフ管弦楽法師事。1913年ローマサンタ・チェチーリア音楽院作曲科教授に就任,1924年―1926年の院長時代を含め生涯同音楽院で活動した。《ローマの泉》(1916年),《ローマの松》(1924年),トスカニーニにより初演された《ローマの祭》(1928年)の交響詩三部作,ディアギレフの委嘱によるバレエ音楽《風変わりな店》(1919年,振付L.マシン)などの色彩豊かな管弦楽作品で名声を確立。20世紀前半のイタリアで最も国際的に知られる管弦楽作曲家となった。その後はイタリアの音楽遺産への関心を深め,バイオリンと弦楽オーケストラのための《グレゴリオ聖歌風協奏曲》(1921年),モンテベルディフレスコバルディの音楽による編曲作品などを残した。ほかにオペラ,歌曲など。→カセラ/H.ハンソンピツェッティマリピエロ
→関連項目印象主義

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日本大百科全書(ニッポニカ)「レスピーギ」の解説

レスピーギ
れすぴーぎ
Ottorino Respighi
(1879―1936)

イタリア近代の代表的作曲家。生地ボローニャの音楽学校でビオラ、作曲などを学んだ(1891~99)のち、1900年にペテルブルグ歌劇場のビオラ奏者となり、この地でリムスキー・コルサコフの音楽に感銘を受け、作曲と管弦楽法を彼に学んだ。レスピーギの華麗な管弦楽法は、まず師リムスキー・コルサコフ、そしてR・シュトラウスやドビュッシーの影響を受けている。13年、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院作曲科教授となり、のち院長も務め、同地にした。作曲はオペラ、協奏曲、室内楽、歌曲など多彩だが、ローマの古い音楽的伝統に根ざした彼の豊かな手法は、交響詩の三部作『ローマの』(1914~16)、『ローマの』(1924)、『ローマの』(1928)にみごとに結実している。

[船山信子]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「レスピーギ」の解説

レスピーギ
Respighi, Ottorino

[生]1879.7.9. ボローニャ
[没]1936.4.18. ローマ
イタリアの作曲家。ボローニャで音楽を学び,のちペテルブルグでリムスキー=コルサコフ,ベルリンで M.ブルッフに師事,1913年からローマのサンタ・チェチリア音楽院の作曲教授,24~26年は院長をつとめた。古いイタリア音楽を研究し,抒情的で描写的な組曲,オペラ,管弦楽曲などを作曲した。主作品はローマに取材した交響詩『ローマの泉』 (1917) ,『ローマの松』 (24) ,『ローマの祭り』 (29) の三部作,『リュートのための古代舞曲とアリア』 (16,23,31) 。

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精選版 日本国語大辞典「レスピーギ」の解説

レスピーギ

(Ottorino Respighi オットリーノ━) イタリアの作曲家。ボローニャの音楽学校に学んだのち、リムスキー=コルサコフとブルッフに師事。流麗な抒情に富む純粋器楽曲や交響詩で、二〇世紀初頭のイタリア音楽に新風を吹き込んだ。代表作は、交響詩三部作「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭」。(一八七九‐一九三六

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)「レスピーギ」の解説

レスピーギ

イタリア・ボローニャ生まれ。モスクワでリムスキー・コルサコフという管弦楽法の大家に教えを受けたこともあり、その流れを受け継いで華麗なオーケストラ作品を残した。特にローマ三部作と呼ばれる「ローマの噴水・ ...続き

出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報

世界大百科事典 第2版「レスピーギ」の解説

レスピーギ【Ottoriano Respighi】

1879‐1936
イタリアの作曲家。1891‐99年ボローニャの音楽学校でバイオリンとビオラを修めた後,さらに作曲とピアノを学ぶ。1900年よりペテルブルグの帝室歌劇場第1ビオラ奏者を務め,かたわらリムスキー・コルサコフに師事して強い影響を受けた。室内楽やピアノの演奏活動をしながら09年までベルリンに滞在。13年ローマのサンタ・チェチリア音楽院作曲科教授に迎えられ,24‐26年院長を務めた後も生涯同音楽院にとどまった。

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