レスピーギ(英語表記)Respighi, Ottorino

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レスピーギ
Respighi, Ottorino

[生]1879.7.9. ボローニャ
[没]1936.4.18. ローマ
イタリアの作曲家。ボローニャで音楽を学び,のちペテルブルグでリムスキー=コルサコフベルリンで M.ブルッフに師事,1913年からローマのサンタ・チェチリア音楽院の作曲教授,24~26年は院長をつとめた。古いイタリア音楽を研究し,抒情的で描写的な組曲,オペラ,管弦楽曲などを作曲した。主作品はローマに取材した交響詩ローマの泉』 (1917) ,『ローマの松』 (24) ,『ローマの祭り』 (29) の三部作,『リュートのための古代舞曲とアリア』 (16,23,31) 。

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百科事典マイペディアの解説

レスピーギ

イタリアの作曲家。生地ボローニャの音楽学校でバイオリンとビオラを修め,またG.マルトゥッチ〔1856-1909〕らに作曲を学ぶ。1900年ペテルブルグの帝室歌劇場でビオラ奏者となり,リムスキー・コルサコフに管弦楽法を師事。1913年ローマのサンタ・チェチーリア音楽院作曲科教授に就任,1924年―1926年の院長時代を含め生涯同音楽院で活動した。《ローマの泉》(1916年),《ローマの松》(1924年),トスカニーニにより初演された《ローマの祭》(1928年)の交響詩三部作,ディアギレフの委嘱によるバレエ音楽《風変わりな店》(1919年,振付L.マシン)などの色彩豊かな管弦楽作品で名声を確立。20世紀前半のイタリアで最も国際的に知られる管弦楽作曲家となった。その後はイタリアの音楽遺産への関心を深め,バイオリンと弦楽オーケストラのための《グレゴリオ聖歌風協奏曲》(1921年),モンテベルディフレスコバルディの音楽による編曲作品などを残した。ほかにオペラ,歌曲など。→カセラ/H.ハンソンピツェッティマリピエロ
→関連項目印象主義

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)の解説

レスピーギ

イタリア・ボローニャ生まれ。モスクワでリムスキー・コルサコフという管弦楽法の大家に教えを受けたこともあり、その流れを受け継いで華麗なオーケストラ作品を残した。特にローマ三部作と呼ばれる「ローマの噴水・ ...続き

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世界大百科事典 第2版の解説

レスピーギ【Ottoriano Respighi】

1879‐1936
イタリアの作曲家。1891‐99年ボローニャの音楽学校でバイオリンとビオラを修めた後,さらに作曲とピアノを学ぶ。1900年よりペテルブルグの帝室歌劇場第1ビオラ奏者を務め,かたわらリムスキー・コルサコフに師事して強い影響を受けた。室内楽やピアノの演奏活動をしながら09年までベルリンに滞在。13年ローマのサンタ・チェチリア音楽院作曲科教授に迎えられ,24‐26年院長を務めた後も生涯同音楽院にとどまった。

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大辞林 第三版の解説

レスピーギ【Ottorino Respighi】

1879~1936) イタリアの作曲家。近代的な管弦楽法を用いて、二〇世紀初めのイタリアの器楽の復興に貢献した。交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レスピーギ
れすぴーぎ
Ottorino Respighi
(1879―1936)

イタリア近代の代表的作曲家。生地ボローニャの音楽学校でビオラ、作曲などを学んだ(1891~99)のち、1900年にペテルブルグ歌劇場のビオラ奏者となり、この地でリムスキー・コルサコフの音楽に感銘を受け、作曲と管弦楽法を彼に学んだ。レスピーギの華麗な管弦楽法は、まず師リムスキー・コルサコフ、そしてR・シュトラウスやドビュッシーの影響を受けている。13年、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院作曲科教授となり、のち院長も務め、同地に没した。作曲はオペラ、協奏曲、室内楽、歌曲など多彩だが、ローマの古い音楽的伝統に根ざした彼の豊かな手法は、交響詩の三部作『ローマの泉』(1914~16)、『ローマの松』(1924)、『ローマの祭』(1928)にみごとに結実している。[船山信子]

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