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ロジン rosin

翻訳|rosin

デジタル大辞泉の解説

ロジン(rosin)

天然樹脂の一。松やにの主成分。松やにを水蒸気蒸留してテレビン油を除いて得られる。また松材から溶剤を用いて抽出する。淡黄色ないし褐色のガラスのような光沢のあるもろい塊。製紙用サイズワニス・印刷インキなどに使用。ロージン

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百科事典マイペディアの解説

ロジン

松脂(まつやに)の主成分。アビエチン酸C2(/0)H3(/0)O2などの樹脂酸を主成分とする樹脂の総称。松脂を水蒸気蒸留してテレビン油を除く(ガムロジン)か,またはマツ材,マツの切株から溶剤抽出する(ウッドロジン)か,マツ材からクラフト法でパルプをつくるときの副産物(トールロジン)として得られる。
→関連項目工業用セッケン(石鹸)サイズ

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世界大百科事典 第2版の解説

ロジン【rosin】

コロホニウムcolophonium,コロホニーcolophonyともいう。マツ属樹木の根,木部,やにから得られる無色ないし茶褐色の樹脂。松やにと呼ばれるものにはロジンをさすものが多い。とり方により次の三つがある。(1)やにに水蒸気をかけてテレビン油を除き,あとに残ったもの(ガムロジン),(2)根を細かく砕き,溶剤で抽出し,抽出物から水蒸気でテレビン油を除いたもの(ウッドロジン),(3)マツを使って紙の原料であるパルプをクラフト法でつくるとき,副産物としてうるもの(トールロジン)。

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大辞林 第三版の解説

ロジン【rosin】

松やにを水蒸気蒸留し、テレビン油を除いて得られる淡黄色または褐色の透明な樹脂。ワニスの製造や印刷インク、殺虫剤製造などに用いる。コロホニウム。ロージン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロジン
ろじん
rosin

天然樹脂の一種で、松脂(まつやに)とよばれるものにはロジンが多い。マツの樹皮からとったバルサム(生(なま)松脂のテレビン油。テレピン油ともいう)を水蒸気蒸留してまず15~20%のテレビン油を除き、残りの水分を蒸発させ、溶融して得られた樹脂である。主成分はC20H30O2のアビエチン酸類やピマル酸類などの混合物である。もろく耐熱性はよくないが安価のため、ワニス、接着剤、ベルトの滑り止め、洗濯せっけんの配合剤、紙のサイジング剤その他に広く使われている。[垣内 弘]

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