三瓶[温泉](読み)さんべ

百科事典マイペディア 「三瓶[温泉]」の意味・わかりやすい解説

三瓶[温泉]【さんべ】

島根県大田市,三瓶山南麓にある国民保養温泉。もと志学温泉とも呼んだ。含土類食塩泉。39〜42℃。1780年代の発見で,明治期に施設を充実させた。雲霧が多く,山々が島のように見える〈霧の海〉の景観有名大山隠岐国立公園に属し,三瓶山の登山基地。大田市街,三江線粕淵駅からバスが通じる。

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世界大百科事典(旧版)内の三瓶[温泉]の言及

【三瓶山】より

…島根県中央部,旧出雲・石見両国の境にある火山群。最高峰は男三瓶(おさんべ)(親三瓶,1126m)。小型ながら,大山と並ぶ中国地方の数少ない火山の一つで,《出雲国風土記》の国引きの神話にある佐比売(さひめ)山にあたる。…

※「三瓶[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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