不器用(読み)ブキヨウ

デジタル大辞泉 「不器用」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐きよう【不器用/無器用】

[名・形動]
手先が器用でないこと。また、そのさま。ぶきっちょ。「―な手つき」
物事処理のへたなこと。また、そのさま。「―でお世辞一つ言えない」
道理にはずれていること。卑劣なこと。また、そのさま。
「女の道をそむいた―な魂ここにある」〈浄・国性爺後日〉
[類語]下手拙劣拙悪稚拙未熟幼稚不細工不得手不得意器用手まめ小器用ぶきっちょへぼ下手くそから下手からっ下手つたなまずいたどたどしいぎこちない

ぶ‐きっちょ【不用/無用】

[名・形動]ぶきよう(不器用)」の音変化。ぶきっちょう。「手先の―な人」
[類語]器用手まめ不器用小器用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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