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両子山 ふたごさん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

両子山
ふたごさん

大分県北東部,国東半島の中央にそびえる円錐形火山。標高 720m。国東市に属する。両輝石角閃石安山岩よりなる。山麓の緩斜面が海まで続き,国東半島の円形の海岸線を形成する。頂上からの展望は広大で,大分県の山々のほか,中国地方四国地方まで見渡せる。

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デジタル大辞泉の解説

ふたご‐さん【両子山】

大分県北東部、国東(くにさき)半島中央部にある円錐状火山。国東市に属し、同半島の最高峰(標高720メートル)。山頂からの展望がよく、麓には子授けで有名な天台宗の両子寺がある。シカの生息地として知られる。瀬戸内海国立公園の一部。ふたごやま。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふたごやま【両子山】

大分県国東(くにさき)半島中央部の山。四方に広大なすそ野を有する大規模な火山体で,山頂部には最高峰の両子山(721m),文珠山(617m)などの溶岩円頂丘がある。両子山は古い火山体で,噴気活動は認められない。開析が進んで多くの峰が群立しており深山の趣がある。山麓には1200余年の歴史をもつ六郷満山総持院の両子寺があり,国東半島の信仰と観光の中心となっている。【小林 哲夫】

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日本の地名がわかる事典の解説

〔大分県〕両子山(ふたごさん)


大分県国東(くにさき)半島中部に位置する溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)。標高720m。山体は浸食が進み、深い谷が奇勝をつくる。紅葉の名所で、野生のニホンジカが生息。瀬戸内海国立公園に含まれる。山頂南側の両子寺はかつて六郷満山(ろくごうまんざん)の一中心で、独自の仏教文化が残り、子宝祈願が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

両子山
ふたごさん

大分県北東部、国東(くにさき)半島を構成する一大開析火山の中央、旧火口付近にあり、標高721メートル。山体は山陰系旧期火山岩(両輝石角閃(かくせん)安山岩)からなる。瀬戸内海国立公園の一部。370メートルの南側中腹の両子寺は、子宝を授けられるといわれ、2月の初午(はつうま)の法会(ほうえ)はにぎわう。半島海岸を巡る国道213号沿いの国東市安岐町(あきまち)から両子寺までバスが通じる。山頂へは徒歩60分。[兼子俊一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の両子山の言及

【国東[町]】より

…国東半島東端に位置する。半島最高峰の両子(ふたご)山(721m)より,来浦川,富来川,田深川などの河川が東流して,伊予灘に注ぐ。田深川河口両岸の鶴川,田深が中心集落になっている。…

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