コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

中務内侍日記 なかつかさのないしにっき

6件 の用語解説(中務内侍日記の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中務内侍日記
なかつかさのないしにっき

鎌倉時代の女流日記。藤原経子著。1巻。正応5 (1292) 年完成か。著者は伏見天皇の春宮 (とうぐう) 時代から仕えた中務内侍。弘安3 (80) 年末から正応5年春までの記事で,宮廷行事などの見聞や女房生活の体験が中心となり,和歌 154首,長歌2首,連句4句を含んでいる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

なかつかさのないしにっき【中務内侍日記】

中務内侍の日記。1巻。弘安3年(1280)伏見天皇の東宮(とうぐう)時代から、正応5年(1292)病で里に下がるまでの仮名文日記。身辺や宮廷生活を記したもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

中務内侍日記【なかつかさのないしにっき】

鎌倉後期の日記。作者中務内侍は宮内卿藤原永経の女(むすめ)で伏見天皇に仕えた。1280年―1292年の見聞を記したもので,大嘗会など宮廷の公事,儀式の記述が中心。
→関連項目伊勢日記文学

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

なかつかさのないしにっき【中務内侍日記】

鎌倉時代の日記。著者は藤原永経の娘経子。伏見天皇に内侍として仕えた。日記は1280年(弘安3)冬から,1292年(正応5)著者が病気で宮中を去るまでの間,後宇多天皇の譲位,伏見天皇の即位,大嘗会(だいじようえ)など宮中の主要行事の記録を主に,おりおりの行幸,賀茂祭,大原野祭その他の宮廷諸行事の見聞を記す。〈中務〉の呼称は父永経の官職中務大輔にちなむ。【今西 祐一郎】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

なかつかさのないしにっき【中務内侍日記】

日記。一巻。藤原永経女(中務内侍)作。1280年から92年までの日記。伏見天皇に仕えた作者が、宮中での生活や四季折々の感興を和歌を交えて記したもの。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中務内侍日記
なかつかさのないしにっき

鎌倉後期の日記文学。1292年(正応5)ごろ成立。作者は中務大輔(たいふ)藤原永経(ながつね)の女(むすめ)、伏見(ふしみ)院中務内侍(本名経子、生没年未詳)。内容は1280年(弘安3)から92年に至る13年間、伏見天皇の春宮(とうぐう)時代から即位以後にわたり、病気で退出するまでの宮廷生活を記している。趣(おもむき)深い遊宴、華やかな行事、厳かな儀式の模様、忘れがたい旅の思い出などをつづって、伏見天皇に内侍として仕えた光栄を記念したもの。長い春宮時代ののち、伏見は天皇となり持明院(じみょういん)統にようやく春が巡ってきたという感慨が基調にある。なかには浅原為頼(ためより)の伏見天皇暗殺未遂事件の記事もあり、持明院・大覚寺両統迭立(てつりつ)時代の暗さがおのずから反映し、めでたいことを記しているわりには明るさが乏しいが、しみじみときめ細かく、味わい深いところのあるのは伏見・永福門院(えいふくもんいん)を中心とする京極派、玉葉歌風に通じるものがある。[松本寧至]
『玉井幸助著『中務内侍日記新注』(1958・大修館書店) ▽玉井幸助著『日記文学の研究』(1965・塙書房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

中務内侍日記の関連キーワード十六夜日記弁内侍日記中務内侍大納言局(1)大納言局(2)如来尼藤原経子藤原伊輔藤原雅子藤原光経(2)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone