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二戸[市] にのへ

百科事典マイペディアの解説

二戸[市]【にのへ】

岩手県北端の市。1972年市制。中心地福岡は馬淵(まべち)川中流東岸の段丘上に立地し,国道4号沿いに約4kmの街村型の街を形成。安比川に沿って八戸自動車が通じる。16世紀末,九戸(くのへ)氏次いで南部氏の拠城であった九戸城跡(史跡)がある。米,野菜のほか葉タバコを産し,ブロイラーや乳牛,肉牛の育成などの畜産,酪農が盛ん。金田一地区は県のリンゴ栽培の先駆地。相馬(そうま)大作田中館愛橘(たなかだてあいきつ)の生地。東部に折爪(おりづめ)岳,南部に馬仙峡(ばせんきょう)県立自然公園,北部には江戸時代に〈侍の湯〉と呼ばれた金田一温泉がある。2002年に東北新幹線が延伸,二戸駅を開設。2006年1月二戸郡浄法寺町を編入。東日本大震災で,市内において被害が発生。420.42km2。2万9702人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

にのへ【二戸[市]】

岩手県北部,青森県三戸町に隣接する市。1972年福岡町と金田一村が合体,市制。人口2万8018(1995)。1591年(天正19)九戸政実が九戸城に拠って南部信直,豊臣秀次らの大軍と戦ったが滅亡し(九戸政実の乱),のち一時南部氏が居城した。九戸城は別名を白鳥城といい,山城から平城に移る過渡期の城として規模の大きいことで知られ,城跡は国指定史跡。中心地福岡の市街地は馬淵(まべち)川中流東岸の河岸段丘上に立地し,国道4号線に沿って約4kmの街村型の街をつくり,県北の中心都市となっている。

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