出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
千葉県南部、鴨川市(かもがわし)の太海海岸(ふとみかいがん)にある小島。浜波太(はまなぶと)漁業集落の沖100メートルに位置する砂岩・泥岩からなる隆起海食台の島で、周囲4キロメートル。南房総国定公園に属し、県の名勝に指定されている。明治時代には波太島とよばれていたが、その後、島の所有者平野仁右衛門にちなんで改称された。1180年(治承4)石橋山の戦いに敗れた源頼朝(よりとも)が安房(あわ)へ逃れた際、島の住人平野仁右衛門に助けられた恩賞として島と沿岸の漁業権を与え、平野家は代々島主として世襲し今日に続いている。島内に平野家住宅、頼朝が隠れた洞穴、松尾芭蕉(ばしょう)句碑、蓬島(よもぎしま)弁財天、亀岩(かめいわ)などや海浜植物群落がある。海水浴場や釣り場もあり観光客は多く、島へは専用の渡し船で連絡する。世帯数1(2000)。
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