企業組合(読み)キギョウクミアイ

デジタル大辞泉 「企業組合」の意味・読み・例文・類語

きぎょう‐くみあい〔キゲフくみあひ〕【企業組合】

中小企業等協同組合法に基づき、商業工業鉱業運送業サービス業その他の事業を行う法人組織

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精選版 日本国語大辞典 「企業組合」の意味・読み・例文・類語

きぎょう‐くみあいキゲフくみあひ【企業組合】

  1. 〘 名詞 〙 中小企業協同組合法に基づく組合一つ。中小規模の商業、工業、鉱業、運送業、サービス業などの事業者勤労者が、公正な経済活動機会確保と経済的な地位向上目的として組織する協同組合

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「企業組合」の意味・わかりやすい解説

企業組合
きぎょうくみあい

中小企業等協同組合の一種で、中小企業等協同組合法(昭和24年法律181号)に基づき、組合員資本労働力を出し合って事業を行う組合組織。組合員の3分の2以上が自ら組合の事業に従事しなければならず、しかも、組合の事業に従事している者の半分以上は組合員でなければならない。事業協同組合は一般に中小企業の連合体であるが、企業組合は個人の協同による独立事業体であり、弱者相互扶助という協同主義をより強く反映している。

[森本三男]

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百科事典マイペディア 「企業組合」の意味・わかりやすい解説

企業組合【きぎょうくみあい】

商業,工業,鉱業,運送業,サービス業等の中小企業者が資本と労力を出し合ってより大きな事業の共同経営を行う,いわゆる生産組合。中小企業等協同組合法(1949年)に基づく。組合員の2/3以上が組合事業に従事し,総従事者の1/2以上が組合員と法定。当初税金対策で組織化が進んだが,現在は停滞。
→関連項目中小企業等協同組合

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「企業組合」の意味・わかりやすい解説

企業組合
きぎょうくみあい
business society

中小企業等協同組合法に基づき中小企業経営者が,資本と労働を企業相互間で出しあい,協同で大規模な事業を行う組織。同法では,商業,工業,鉱業,運送業,サービス業などほとんどすべての事業分野にわたっている。大企業に比べて力の弱い中小企業経営者が団結して経営規模を大きくし,事業を発展させようとするねらいをもっている。

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