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作型 さくがたcropping type

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

作型
さくがた
cropping type

一地域の作物栽培体系をいう。今日多くの野菜周年的に生産されている。きゅうりについてみると,11月~4月は高知県などの暖地ハウス栽培で生産され,5~7月は関東では埼玉,群馬,茨城の各県,7~11月は福島,宮城,岩手などの東北地方で生産されているが,このように各地域で生産される場合,それぞれの地域に適応する品種が選ばれ,また被覆加温などの管理技術が取捨選択されて,両者の総合化のなかで栽培体系がつくられる。新たな作型を作出する場合,一方では新品種の作出が,他方では管理技術の適応が要請される。促成栽培抑制栽培は分化した作型の例である。

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世界大百科事典 第2版の解説

さくがた【作型】

今日では,多くの野菜が周年的に栽培,出荷されるようになったが,これは,(1)温度や日長条件に対する反応が著しく異なる品種が育成され,(2)輸送機関の発達で気候条件の異なる遠隔地からの出荷が可能となり,(3)ハウスやトンネルなどの防寒施設が普及したためである。したがって,同一種類の周年栽培または出荷といっても,ある時期に出荷される野菜は,他の時期に出荷されるものとは品種,栽培地の気候条件,栽培管理の方法などが異なっており,それぞれ特有の栽培技術体系をもとに生産されたものである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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