デジタル大辞泉
「冬日」の意味・読み・例文・類語
ふゆび【冬日】[絵画]
日本画家、東山魁夷の作品。昭和14年(1939)、第1回日本画院展に出品し、日本画院賞第一席を受賞。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふゆ‐び【冬日】
- 〘 名詞 〙
- ① 冬の太陽。冬の日差し。《 季語・冬 》
- [初出の実例]「稲干のもも手はたらく冬日かな〈北枝〉」(出典:俳諧・浪化風月藻(1695‐97))
- ② 冬の日々。
- ③ 一日の最低気温が、摂氏0度以下の日。
とう‐じつ【冬日】
- 〘 名詞 〙 冬の日。また、ふゆ。
- [初出の実例]「大宰帥大伴卿冬日見レ雪憶レ京歌一首」(出典:万葉集(8C後)八・一六三九・題詞)
- [その他の文献]〔詩経‐小雅・四月〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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冬日
ふゆび
frost day
日最低気温が 0℃未満の日。霜日ともいい,霜がおり,池に氷が張る。北海道では,冬日が 1年のうち 100日をこえるところが多い。おもな都市の平年値(1981~2010)は,稚内 132日,札幌 125日,仙台 70日,新潟 37日,東京 6日,名古屋 29日,京都 23日,大阪 7日,福岡 4日,鹿児島 3日,那覇 0日である。全国的にみても都市部での冬日日数の減少が顕著で,東京の 1941~70年の平年値は 42日であった。また,日最高気温が 0℃未満の日を真冬日という。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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普及版 字通
「冬日」の読み・字形・画数・意味
【冬日】とうじつ
冬の温かい日ざし。慈愛にたとえる。〔左伝、文七年、趙衰冬日之日也趙盾夏日之日也の杜預注〕
日は愛すべく、夏日は畏るべし。字通「冬」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の冬日の言及
【真冬日】より
…氷や霜が1日中融けることがないような寒い日を示す指標である。また,日最低気温が0℃以下になる日を冬日といい,雪や霜のおそれのある日である。いずれもこれらの日数の統計値は寒い期間の長さを示す気候値として用いられる。…
※「冬日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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