精選版 日本国語大辞典 「別符・別府」の意味・読み・例文・類語
べっ‐ぷ【別符・別府】
〘名〙 平安~鎌倉時代にかけて成立した土地制度。郡、郷や荘園において、本来の支配単位とは別の支配単位があらたに設定されたり、国衙や荘園領主以外の給主に賦課の一部が与えられたりしたもの。また、その土地や地域。
※厳島神社文書‐永承三年(1048)七月二日・安芸国高田郡司解「裁二下三田郷并私領別符重行嫡男守頼譲与一、子細状」
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