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勤評闘争 きんぴょうとうそう

世界大百科事典 第2版の解説

きんぴょうとうそう【勤評闘争】

1957年から58年にかけて,公選制から任命制に変わった教育委員会制度のもとで,教員にたいする勤務評定が強行されたのに対して,それが教職員の団結を破壊し,教育の権力統制を意図するものとして教職員組合を中心に全国的に激しく展開された反対闘争。1950年に制定された地方公務員法40条は,任命権者が職員の執務について定期的に評定を行い,その結果に応じた措置を講ずることを規定したが,教員については,勤務内容が特殊であり,その性質が勤務評定になじまないとされ,また評定の客観的基準の作成,科学的な研究や準備がなかったので,勤務評定は実施されていなかった。

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世界大百科事典内の勤評闘争の言及

【スト権奪還闘争】より

…それが一応の解決をみたのは59年12月であった。またこのころ(1957‐59)全国的規模で勤評闘争も行われた。 こうして昭和30年代の前半,公務員法,公労法の団結権,団体交渉権,争議権に関する諸規定とその運用が労使関係上,政治上の大問題となった。…

※「勤評闘争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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