コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

反/段 タン

デジタル大辞泉の解説

たん【反/段】

(「端」とも書く)布類の長さの単位。鯨尺で幅9寸(約34センチ)、長さ2丈6尺から2丈8尺(約10メートル)。だいたい一人分の衣服に要する長さ。
土地の面積の単位。1町の10分の1(約10アール)。10畝、また、300歩。もとは360歩。
距離の単位。6間(約11メートル)。
和船の帆の幅をいう単位。おおよそむしろ1枚の幅で、3尺(約91センチ)。「だん(段)」

たん【反】[漢字項目]

はん

はん【反】

[名]
反定立(はんていりつ)
反切(はんせつ)」の略。
[接頭]名詞に付く。
それとは反対の、それに反対するの意を表す。「体制」「主流派」
それに合致しない、それに背くなどの意を表す。「道徳」「社会的」

はん【反】[漢字項目]

[音]ハン(漢) ホン(呉) タン(慣) [訓]そる そらす かえる かえす かえって
学習漢字]3年
〈ハン〉
はねかえる。はねかえす。「反映反響反射反応(はんのう)
繰りかえす。「反芻(はんすう)反復
ひっくりかえる。ひっくりかえす。「反側反転
振りかえってみる。「反省
逆の事をする。対立する。逆。「反感反攻反抗反戦反対反面反目反問違反
(「」と通用)そむく。「反旗反逆反徒反乱離反
漢字音の表記法の一。「反切
〈ホン〉(「」と通用)そむく。「謀反(むほん)
〈タン〉
布類の長さの単位。「反物(たんもの)
土地の面積の単位。約10アール。「反収反別減反
[補説]1は「端」、2は「段(たん)」の音借字。
[名のり]そり
[難読]反吐(へど)反古(ほご)反故(ほご)

ほん【反/叛】[漢字項目]

〈反〉⇒はん
〈叛〉⇒はん

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

反【たん】

(1)尺貫法の面積の単位。段とも書く。1反=10畝(せ)=300歩(ぶ)≒991.74m2。701年大宝令で制定,360歩を1反としたが(現行の約354歩),1620年ごろ300歩1反となる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

大辞林 第三版の解説

はん【反】

[1] ( 名 )
「反切はんせつ」の略。
〘哲〙 ある肯定的主張に対立する否定的主張。反定立。アンチ-テーゼ。 → 正反合
( 接頭 )
名詞に付いて、それとは反対である、またそれにそむくなどの意を表す。 「 -作用」 「 -定立」 「 -ナチ」 「 -主流」 「 -革命」

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

単位名がわかる辞典の解説

たん【反】

布地の長さの単位。絹布では、鯨尺(くじらじゃく)で長さ2丈8尺~3丈、幅9寸5分~1尺のものを1反とした。和服地1反は成人の着物1着分にあたる。
➁尺貫法の土地の面積の単位。300坪。1町の10分の1。約9.92アール。8世紀初めから使われ、360歩(ぶ)を1反としたが、16世紀末以後は300歩を1反とした。◇「段」とも書く。
➂距離の単位。6間。約11m。

出典|講談社単位名がわかる辞典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


たん

日本固有の土地面積の単位。もとの字は段をあてた。300歩(ぶ)(坪)をいう。9.91736アールにあたる。この単位は中国にはなく、日本では大化改新(645)以後の制度に現れ、360歩であったが、太閤(たいこう)検地(1591)で300歩となった。ほかに布帛(ふはく)の長さの単位にも反を用いている。[小泉袈裟勝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

反/段の関連キーワードアンチ・セミティズム反電子ニュートリノ反μニュートリノアンチドーピングアンチセミチズム反τニュートリノノーシーボ効果アンチテーゼクレートン法対抗宗教改革エストッペルシャーマン法反ミューオンホットアトム反セム主義ノセボ効果反タウオントラスト法反当・段当反中性微子

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android