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可翁 かおう

4件 の用語解説(可翁の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

可翁
かおう

南北朝時代の水墨道釈画家。「可翁」印のある一連の水墨画から可翁という画人が想定されてきたが伝記は不明。『竹雀図』 (大和文華館) ,『蜆子 (けんす) 和尚図』 (東京国立博物館) ,国宝『寒山図』などは簡潔な構図のなかによく一瞬の気迫をとらえた傑作。

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百科事典マイペディアの解説

可翁【かおう】

鎌倉末期〜南北朝の画家。生没年不詳。伝歴も不明で,前身は宅磨派の絵仏師とか,建仁寺の僧可翁宗然(そうねん)〔?-1345〕と同一人とする説などがある。黙庵らとともに日本で本格的な水墨画を描いた先駆者の一人。
→関連項目寒山拾得禅宗美術

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世界大百科事典 第2版の解説

かおう【可翁】

14世紀前半に活躍した画家。日本の水墨画の先駆者として重要な位置を占めるが,伝記は不明である。代表的な遺品に,《寒山図》《蜆子(けんす)和尚図》(以上東京国立博物館),《竹雀図》(大和文華館),《梅雀図》(梅沢記念館)があり,いずれにも〈可翁〉の朱文重郭方印,その下に〈仁賀〉と読める小さな朱文方印が捺されているが,落款,年紀,著賛はない。後世の模本,縮図ではあるが,来朝僧一山一寧,同じく清拙正澄(せいせつしようちよう)著賛の可翁画があるので,およその活躍年代が想定できる。

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大辞林 第三版の解説

かおう【可翁】

南北朝時代の画家。「可翁」「仁賀」の二印が捺された作品が残るが、伝歴には諸説がある。代表作「蜆子和尚図」「寒山図」「竹雀図」など。生没年未詳。

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