( 1 )中世初期の軍記物語あたりから対称代名詞の用法が生じ、中世後期の狂言・キリシタン資料などにも丁寧な表現として使われている。
( 2 )近世に入るとやや固苦しい表現となり、対称代名詞の用法も丁重な物言いや武士の改まった表現として使われることが多く、代名詞としては近代には廃れた。



(さい))は祝詞を収める器の形で祝告。神に祈り、それに応えて神霊の降下して格(いた)る形。金文に「
(いた)る」「
(いた)る」、文献に「格(いた)る」の字を用いるが、各がその初文。また金文に「
各(せうかく)」「
(せうかく)」といい、文献に「昭格(せうかく)」「昭假(せうか)」という。〔説文〕二上に「異詞なり」とし、夂とは止むるも相聴かざる意で、各自の義とするが、一人降格するを各、衆神並び降るを皆という。それより各自の意となる。
・
・
・格に作る。
・骼・
・格・賂・客・
・貉・駱・洛・
・閣・挌・絡・略・輅など二十九字を収める。字は路・客のように降神の儀礼に関するものと、格・
のように枝格(からむ)の義をもつものとに分かれ、声も各と洛(らく)の二系となる。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...