デジタル大辞泉 「同宿」の意味・読み・例文・類語 どう‐しゅく【同宿】 [名](スル)《古くは「どうじゅく」とも》1 同じ旅宿。同じ宿駅。2 同じ旅宿や家に泊まり合わせること。また、その人。「卒業旅行の学生と同宿する」3 同じ寺に住み、同じ師について修行すること。また、その僧。[類語]相宿・投宿・止宿・合宿・泊まる・寝泊まり・宿泊・外泊・野宿・素泊まり・旅宿・旅寝・仮寝・宿る・泊まり・泊まり込む・泊まり込み・旅枕・草枕・分宿・来泊・泊まり掛け・露営・宿営・野営・宿を取る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「同宿」の意味・読み・例文・類語 どう‐しゅく【同宿】 〘 名詞 〙 ( 近世まで「どうじゅく」 )① 同じ旅宿。同じ宿駅。② ( ━する ) 同じ宿や家に泊まりあわせること。同じ家、建物に住むこと。また、その人。[初出の実例]「我幸に君と同宿せり」(出典:今昔物語集(1120頃か)二四)[その他の文献]〔晉書‐桑虞伝〕③ ( ━する ) 同じ寺の僧坊に住むこと。同じ寺に住み、同じ師僧について学ぶこと。また、その人。同僚の僧。[初出の実例]「異僧と同じ房宿したりけるに、其の同宿の僧の見ければ」(出典:今昔物語集(1120頃か)二八)④ ( 操り、義太夫関係者の隠語から ) ともだち。仲間のこと。[初出の実例]「『どうじゅく(〈注〉トモダチ)』『つなが(〈注〉見ろ)』つし」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例