合宿(読み)がっしゅく

精選版 日本国語大辞典「合宿」の解説

がっ‐しゅく【合宿】

〘名〙
① 複数の人が、いっしょに、一つの家、部屋に泊まり、あるいはそこで生活すること。また、その場所。
※古今著聞集(1254)一〇「或夜合宿したりけるに、法師〈略〉かの事くわたてんとて」
② 多くの人が、練習、研修など一つの目的のもとに、一定期間同じ家、部屋などに泊まって、いっしょに生活すること。また、その場所。
※学生時代(1918)〈久米正雄〉競漕「練習の苦しさに堪へ兼ねて合宿を逃げ出したが」

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デジタル大辞泉「合宿」の解説

がっ‐しゅく【合宿】

[名](スル)
練習・研修など一つの目的のもとに、多くの人が同じ宿舎で生活をともにすること。また、その宿舎。「強化合宿
複数の人が同じ場所に寝泊まりすること。
[類語]外泊泊まる寝泊まり宿泊野宿素泊まり旅宿投宿止宿旅寝仮寝宿る泊まり泊まり込む泊まり込み旅枕草枕分宿来泊泊まり掛け同宿露営宿営野営宿を取る

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世界大百科事典 第2版「合宿」の解説

がっしゅく【合宿】

合宿の意味を少し広げて考えると,若者宿や娘宿の慣習寄宿舎や寮,あるいは塾の伝統なども含まれることになろうが,今日〈合宿〉といえば,訓練,教育,研究など特定の目的を効果的に達成するために,複数の人々が比較的短い一定期間,泊まりこんで起居を共にしながら行う集団的活動を意味する。この意味で合宿は,もともと学生スポーツ界の用語として使われはじめ,明治末から大正期にかけて広く定着していったものと思われる。現在では,オリンピックをはじめとする各種のスポーツ大会のための強化合宿,プロ野球のキャンプ,大学のゼミ合宿,共同研究合宿,企業や官庁や宗教団体の研修合宿等々,さまざまの領域で合宿という方式が用いられるようになり,合宿の内容や機能も多様化している。

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