加うるに(読み)クワウルニ

デジタル大辞泉 「加うるに」の意味・読み・例文・類語

くわうる‐に〔くはふる‐〕【加うるに】

[接]それまで述べた事柄に、さらに追加して他の事柄を述べる場合に用いる。さらに。そのうえ。それだけでなく。
[類語]さては更に然もまたその上この上おまけにあまつさてて加えてのみならずかつかつまたなおかつしかのみならずそればかりかそれどころか同時にそれにひいてそれからそしてそうして次いでして次についてはひいてはそれ故だから従ってよって故にすなわちですからましてなおさらいわんや余計一層もっとますますいよいよよりも少しもう少しずっとなお一段いやが上に数段段違い層一層しのぐもそっと今少しぐんとぐっとうんとだいぶ余程遥かひとしおうたた尚尚なおなおなお以て更なるひときわいや増すさなきだに

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精選版 日本国語大辞典 「加うるに」の意味・読み・例文・類語

くわうる‐にくはふる‥【加に】

  1. 〘 接続詞 〙 それだけでなく。しかのみならず。そのうえ。これに加えて。
    1. [初出の実例]「道路も亦平坦なり。加ふるに歩挽車(じんりきしゃ)の便利あるを」(出典雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)

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