コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

吹上御苑 フキアゲギョエン

4件 の用語解説(吹上御苑の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ふきあげ‐ぎょえん〔‐ギヨヱン〕【吹上御苑】

皇居の内苑。江戸城西の丸の西側にあたる。江戸時代中期には庭園を管理する吹上奉行がおかれた。現在は、吹上御所がある。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ふきあげぎょえん【吹上御苑】

現皇居の内苑。旧江戸城の北西部にあり,名称の由来は同地が池沼に臨み,風が下より吹き上げる地勢によるという。徳川氏の入国前は局沢(つぼねさわ)と称し,16ヵ寺があり庶民の遊山所であったが,江戸城の造営により後苑に当てられたもの。面積は約13万坪あり,初めは尾張以下の御三家,親藩などの邸宅が置かれたが,明暦の大火(明暦3∥1657)後は防火の点から空地とし,庭苑として整備された。すなわち,3代家光の花畑御殿の造苑に始まり,5代綱吉,6代家宣のときに大いに拡張整備された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ふきあげぎょえん【吹上御苑】

皇居の内苑。皇居の西部、旧江戸城西の丸の西側に位置。苑内には吹上御所・宮中三殿などがある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

吹上御苑
ふきあげぎょえん

皇居の南西にある庭園。面積は30~40万平方メートルといわれる。苑内を川が流れ、林が茂り、武蔵野(むさしの)のおもかげを残している。江戸城西の丸の背後にあり、5代将軍綱吉(つなよし)の時代に拡張整備され、6代家宣(いえのぶ)は1710年(宝永7)に吹上奉行(ぶぎょう)を置いて、庭園を管理させた。8代吉宗(よしむね)は薬園などを設け、それまでの遊覧を目的とした庭園を実用的なものに改めた。1869年(明治2)東京遷都で西の丸が皇居とされると、そのまま御苑となり、霜錦(そうきん)亭、寒香(かんこう)亭などのお茶屋がつくられ、明治天皇はよく宴を催した。1961年(昭和36)天皇の私邸である吹上御所が御苑内につくられ、一般人の立入りは禁止されている。[吉田早苗]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

吹上御苑の関連キーワード北の丸竹橋千鳥ヶ淵乾門外苑内苑中奥北郭北闕アリーサドル洞窟

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

吹上御苑の関連情報