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四宮河原 しのみやがわら

百科事典マイペディアの解説

四宮河原【しのみやがわら】

山城国宇治郡山科郷(現京都山科区)を南流する四宮川と東西に走る東海道が交差するあたりに広がっていた河原。交通の要所で,平安時代末期にはが立ち,地蔵が祀られていた(《宇治拾遺物語》)。

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世界大百科事典 第2版の解説

しのみやがわら【四宮河原】

京都市山科区四宮付近において四宮川の川沿いに広がっていた河原。古くから京より東国へ向かう交通の要衝にあり,《平家物語》や《太平記》などにもその名が見える。中世に京都を中心に諸国を遍歴した琵琶法師たちはこの地で石を積み,道祖神をまつる姿で彼らの座の神事を行ったと伝えられる(《当道要集》《雍州府志》)。《宇治拾遺物語》には〈今は昔,山科の道づらに,四の宮川原と云所にて,袖くらべといふ,あき人あつまる所あり〉と見え,市も開かれていた。

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