コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

国家理性(読み)コッカリセイ

百科事典マイペディアの解説

国家理性【こっかりせい】

フランス語レーゾン・デタの訳。国家理由とも。国家は自己目的的存在として国家の維持・強化のみを最高原理として行動するという観念近代国家の成立期,特に絶対主義時代に,中世の神学的秩序に対抗するものとして国家主権を樹立する必要から生まれた。のち国際政治における勢力均衡パワー・ポリティクスという概念の原理ともなった。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

こっかりせい【国家理性】

フランス語のレーゾン・デタraison d’État(イタリア語ではragione di Stato)の訳語。国家理由とも訳される。この言葉は16世紀のヨーロッパで初めて唱えられ,ある人はそれを〈支配権力を樹立,維持,拡大したりするのに適した手段の認識〉と規定し,他の人は全体の利益のために日常的な法や倫理を超える支配者の特権,さらには国家の基本原理や国制を守るための指針を指すとするなど,きわめて多義的であった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

こっかりせい【国家理性】

国家の目的をその存在の維持・強化とし、そのために守らなければならない法則や行動基準のこと。レーゾン-デタ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

国家理性の関連情報