デジタル大辞泉
「変ずる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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へん‐・ずる【変】
- [ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]へん・ず 〘 自動詞 サ行変 〙- ① かわる。改まる。変化する。変じる。
- [初出の実例]「地獄たちまちに変じて」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)天仁三年二月二八日)
- ② 化身(けしん)する。ばける。姿がかわる。変じる。
- [初出の実例]「仏などのへんじ給へるとなんおぼゆる」(出典:浜松中納言物語(11C中)二)
- ③ 動植物などで、変種が生じる。変じる。
- [初出の実例]「菊は、〈略〉其種類多くして、数ふべからず、是また種て変ずるに因れり」(出典:小学読本(1874)〈榊原・那珂・稲垣〉三)
- [ 2 ] 〘 他動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]へん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 かえる。変更する。変じる。- [初出の実例]「火を変じて池と成ししかば」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
- 「心を変ぜぬは稀なり」(出典:太平記(14C後)二九)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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