大鳥池(読み)おおとりいけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大鳥池
おおとりいけ

山形県中部,朝日山地以東岳(1771m)北西の山腹にある湖。周囲 3.2km,面積 0.41km2,最大水深 68m,水面標高 960m。鶴岡市の南部,新潟県境の近くに位置し,山形県最大の湖沼。千米山の山崩れでせき止められた湖。非火山性の湖では日本最深湖。以東岳の雪渓の水が東沢,西沢などの渓谷を経て流入。湖水は赤川上流部の大鳥川の水源となり,途中に七ツ滝がある。天然魚のイワナ(→ニッコウイワナ)が生息するほか,ヒメマスが放流される。湖岸は夏季キャンプ場。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

おおとり‐いけ〔おほとり‐〕【大鳥池】

山形県西部にある堰止(せきと)め湖。新潟との県境にある以東(いとう)岳(標高1771メートル)の北西麓、標高963メートルにあり、酒田市日本海に注ぐ赤川の水源となっている。周囲3.2キロメートル、深度68メートル、面積0.4平方キロメートル。幻の巨大魚タキタロウが生息するといわれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

大鳥池【おおとりいけ】

山形県朝日山地の以東岳北西山腹にある湖。標高966m,面積0.41km2,最深68.0m。山くずれによるせき止め湖で,湖水は七ッ滝となって流出,大鳥川の水源をなす。イワナが多く生息する。磐梯朝日国立公園中のキャンプ,釣の適地行基が白鳥の案内で当地を訪れたという伝説がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔山形県〕大鳥池(おおとりいけ)


山形県西部、朝日(あさひ)山地の以東(いとう)岳(標高1771m)北西麓(ほくせいろく)にある堰止湖(せきとめこ)。面積0.41km2。北側の七ツ滝から流出する湖水は赤(あか)川の源流。一帯は磐梯(ばんだい)朝日国立公園に属し、朝日山地への登山基地。幻の大魚タキタロウ伝説で知られる。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大鳥池
おおとりいけ

山形県西部、朝日山地の北端以東岳(いとうだけ)の北西麓(ろく)、標高963メートルにある山形県最大の湖沼。面積0.37平方キロメートル、最大深度約65メートル。山崩れによる堰止湖(せきとめこ)といわれ、湖水は北東岸の七ツ滝から流下し、赤川の水源となる。湖中にはイワナのほか幻の魚タキタロウが生息するという。周囲はブナの原生林で覆われ、わずかに朝日山地の登山者、渓流釣りの人が訪れる秘境である。[中川 重]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android