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太湖石 タイコセキ

世界大百科事典 第2版の解説

たいこせき【太湖石 Tài hú shí】

中国,江蘇省太湖中より産する石で,仮山石ともいう。多くの複雑な孔穴がうがたれ,奇怪な形状をもつ。これは湖底の石灰岩が長期の水食を受けてできたもので,古くから庭園などの観賞用に珍重された。北方の皇帝の都まで大運河を経由して運ばれたものも多く,北宋徽宗は特に好んで開封に運ばせたが(花石綱),これを機会に方臘の乱がおこったのは有名。江南の有名な園林には必ず見られるが,特に蘇州の獅子林獅子の形に似た太湖石を集めたものであり,留園にあるものは高さ10mに近い。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

たいこせき【太湖石】

中国太湖に産する石灰岩。浸食による奇形を珍重して、庭園や植木鉢などに置く。

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