現に(読み)ゲンニ

デジタル大辞泉 「現に」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「現に」の意味・読み・例文・類語

げん‐に【現に】

  1. 〘 副詞 〙 ( 名詞「現」に助詞「に」が付いて、一語化したもの ) 実際に存在したり、ものごとが実際に行なわれたりするさまを表わす語。現実に。
    1. [初出の実例]「兼雅、げんにある事ならばこそとり申さざらめ、たいだいしき事なれど、昔聞ゆる事ありしを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)
    2. 「それがし近曾(ちかごろ)一隻(いちは)の鶴を得て候が、これは曾祖義家朝臣の放せしものにて、見(ゲン)黄金の牌を著けたり」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)前)

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