積弊(読み)セキヘイ

デジタル大辞泉 「積弊」の意味・読み・例文・類語

せき‐へい【積弊】

長い間に積もり重なった弊害。また、積年の疲れ。「積弊を除去する」
[類語]旧弊弊害宿弊通弊語弊流弊古い時代遅れ流行遅れ古風こふう昔風むかしふう旧式陳腐前近代的旧態依然中古オールドファッション昔ながら古式時代錯誤アナクロアナクロニズム固陋ころう頑愚頑迷気質かたぎ時弊余弊

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精選版 日本国語大辞典 「積弊」の意味・読み・例文・類語

せき‐へい【積弊】

  1. 〘 名詞 〙 長いあいだに積もり重なった弊害。また、長いあいだに積もり重なった疲れ。〔新令字解(1868)〕
    1. [初出の実例]「東洋の厭世教をして長く女性を冷遇するの積弊(セキヘイ)を起さしめたり」(出典:厭世詩家と女性(1892)〈北村透谷〉)
    2. [その他の文献]〔荀子‐王制〕

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普及版 字通 「積弊」の読み・字形・画数・意味

【積弊】せきへい

積年の弊害。

字通「積」の項目を見る

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