流弊(読み)リュウヘイ

デジタル大辞泉 「流弊」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐へい〔リウ‐〕【流弊】

以前からの悪い習慣。
日本国にも古来専制の―ありて」〈福沢学問のすゝめ
[類語]旧弊宿弊積弊弊害通弊語弊古い時代遅れ流行遅れ古風こふう昔風むかしふう旧式陳腐前近代的旧態依然中古オールドファッション昔ながら古式時代錯誤アナクロアナクロニズム固陋ころう頑愚頑迷気質かたぎ時弊余弊

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精選版 日本国語大辞典 「流弊」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐へいリウ‥【流弊】

  1. 〘 名詞 〙 以前からの弊習。広く世の中に行なわれている悪習。また、それぞれの中にある悪いならわし。宿弊。
    1. [初出の実例]「皆是、上一人の驕奢によれり。其流弊下民に帰して怨苦せし所の禍」(出典:読史余論(1712)三)
    2. [その他の文献]〔晉書‐成帝紀論〕

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普及版 字通 「流弊」の読み・字形・画数・意味

【流弊】りゆう(りう)へい

世の悪弊。〔三国志、魏、杜恕伝〕今の學~競ひて儒家を以て、闊(うくわつ)にして世用(あま)ねからずと爲す。此れ最も風俗なり。

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