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小児癌 しょうにがん

世界大百科事典 第2版の解説

しょうにがん【小児癌】

小児という用語は,医学用語ではなく,新聞やテレビなどで使われ定着した言葉で,小児にみられるいろいろな悪性新生物を総称して用いられる。小児癌には,成人にはほとんどみられることのない特有なものと,成人にも小児にもみられるものとがある。前者には神経芽腫,ウイルムス腫瘍,網膜芽細胞腫,肝芽腫などがあり,後者には白血病,悪性リンパ腫,脳腫瘍などがある。しかし,どちらともいえないものや,また同じ病名でも,成人と小児とでは病型が異なり,症状や治療法の違うものが少なくない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

しょうにがん【小児癌】

五歳未満にみられる癌。約半数が急性の白血病で、そのほかに脳腫瘍・神経芽腫・悪性リンパ腫などがみられる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小児癌
しょうにがん

いわゆる小児癌とは小児悪性新生物をいう。すなわち、病理学的に小児にみられる癌の意味にとれば、原発性肝癌など少数の疾患をさすことになり、小児では癌よりも多い肉腫(にくしゅ)が含まれない。癌を悪性腫瘍(しゅよう)の意味にとっても、癌と肉腫は含まれるが、小児に多い白血病は含まれないことになる。しかし、実際にはこれらをすべて含む意味で使われる場合が多い。とすれば、これは統計用語である悪性新生物と同義ということになる。[山口規容子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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