出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ことうせき
小藤石
kotoite
化学組成Mg3[BO3]2の鉱物。直方晶系。空間群Pnmn, 格子定数a0.5398nm, b0.8416, c0.4497, 単位格子中2分子含む。無色,ガラス光沢。粒状。劈開{110}に完全。硬度6.5,比重3.10。光学的二軸性正,2V21゜, 屈折率α1.652, β1.653, γ1.674。1939年渡辺武男により北朝鮮,笏洞ホルコル鉱山およびルーマニア,Rézbányaから方解石との集合をなして発見された。命名は笏洞鉱山を最初に調査した地質学者小藤文次郎にちなむ。日本では1955年世界第三の産出として吉井守正が宮古市上根市から発見し,いまだにこれが日本では唯一の産地である。その後は米国・ロシア・イタリアなどから発見されている。
執筆者:加藤 昭・吉井 守正
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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小藤石 (ことうせき)
kotoite
化学組成Mg3(BO3)2の斜方晶系に属するホウ酸塩鉱物。無色透明で粗粒結晶として,他のホウ酸塩鉱物,苦土カンラン石などとともにドロストーンの接触変成帯に産する。モース硬度6.5,比重3。水に不溶,弱酸に難溶,{110}に完全なへき開をもつ。この鉱物の存在は渡辺武男により,1938年に朝鮮半島の笏洞鉱山で初めて発見された。鉱物名は,日本の地質学の開拓者小藤文次郎にちなむ。
執筆者:竹内 慶夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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小藤石
ことういし
kotoite
Mg3(BO3)2 。マグネシウムのホウ酸塩を主成分とする鉱物。斜方晶系,比重 3.10,硬度 6.5。地質学者小藤文治郎にちなんで死後の 1939年に命名された。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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