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屋島寺 やしまでら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

屋島寺
やしまでら

香川県高松市屋島南嶺山上にある真言宗御室派の寺。号は南面山千光院。天平勝宝6 (754) 年鑑真の開創と伝えられ,弘仁1 (810) 年空海が修復して千手観音像を安置したと伝える。四国八十八ヵ所第 84番札所。

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デジタル大辞泉プラスの解説

屋島寺

香川県高松市にある寺院。天平勝宝年間(749~756)創建。宗派は真言宗御室派、本尊は十一面千手観世音菩薩。四国八十八ヶ所霊場第84番札所。本堂・梵鐘などは国の重要文化財に指定。

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世界大百科事典 第2版の解説

やしまでら【屋島寺】

〈やしまじ〉ともいう。香川県高松市にある真言宗御室(おむろ)派の寺。南面山千光院と号し,四国八十八ヵ所観音霊場の第84番札所。開基は鑑真(がんじん),のち810年(弘仁1)空海(弘法大師)が中興して伽藍を造営し,自刻の千手観音像を安置したという。平安時代山岳仏教の寺院として栄えた。1183年(寿永2)安徳天皇を奉じた平家一門が当寺に拠り,悪七兵衛景清(平景清)と水保谷四郎(みおのやのしろう)の錣引(しころびき)のあと,那須与一の祈り岩,安徳天皇社,佐藤継信の墓など,付近にそのゆかりを伝える古跡が多い。

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大辞林 第三版の解説

やしまでら【屋島寺】

高松市屋島東町にある真言宗の寺。南面山千光院と号す。四国第八四番札所。天平勝宝年間(749~775)鑑真の草創。空海の中興。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

屋島寺
やしまじ

香川県高松市屋島東町にあり、四国八十八か所第84番札所。真言(しんごん)宗御室(おむろ)派に属す。南面山千光院と号する。奈良時代に鑑真(がんじん)が創建し、810年(弘仁1)空海が再建したと伝えられる。1185年(文治1)平宗盛(むねもり)ら平家の一族が安徳(あんとく)天皇を奉じて当地に逃れ、戦いに敗れた古戦場(屋島の戦い)として有名である。江戸時代に大いに復興し、明治時代には諸堂・境内が修理・整備された。現に本堂(国重要文化財)、御影(みえい)堂、大師堂、仁王(におう)門などがあり、寺宝には木造千手観音坐像(せんじゅかんのんざぞう)、梵鐘(ぼんしょう)(国重要文化財)のほか、源平の合戦にゆかりのものが多い。寺域は屋島台上にあって備讃(びさん)内海の眺望がよく、観光地としても世に知られている。[勝又俊教]

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