爪を研ぐ(読み)ツメヲトグ

デジタル大辞泉 「爪を研ぐ」の意味・読み・例文・類語

つめ・ぐ

用意怠りなく機会をねらう。野心を抱いて待ち構える。「相手失敗を―・いで待つ」
[類語]控え控える待つ待ち構える待ち受ける待ち設ける待ち伏せる待ち侘びる待ちあぐむ待ちあぐねる待ちくたびれる待ち明かす待ち伏せ待ちぼうけ心待ち鶴首満を持す手薬煉てぐすね引く首を長くする身構える身構え待機スタンバイ待ち遠しい待ちどお待ち望む待ち焦がれる待ち兼ねる待望切望熱望希求願う一日千秋腕をさする腕をしびれを切らすそわそわ待てど暮らせど待ち切れない

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精選版 日本国語大辞典 「爪を研ぐ」の意味・読み・例文・類語

つめ【爪】 を 研(と)

  1. 爪をするどくする。獲物を得ようとして待ち構えるたとえ。野心をいだいて、それを遂げる機会をねらうたとえ。つめを磨く。
    1. [初出の実例]「うん龍くもをわけ出れば、竹のはやしにあらとらが、雲をにらんでつめをとぎ」(出典:浄瑠璃・金平馬揃(1684‐90頃か)初)

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