一日千秋(読み)イチニチセンシュウ

  • いちじつせんしゅう
  • いちじつせんしゅう ‥センシウ
  • いちじつせんしゅう〔センシウ〕
  • いちにちせんしゅう ‥センシウ
  • いちにちせんしゅう〔センシウ〕

大辞林 第三版の解説

一日会わないと何年も会わないように思う意
恋い慕う気持ちや待ち望む気持ちが非常に強いこと。一日三秋。いちにちせんしゅう。 -の思い
いちじつせんしゅう一日千秋

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精選版 日本国語大辞典の解説

※落語・花見趣向(1897)〈四代目橘家円蔵〉「雨に打たれ風に曝され一日(ジツ)千秋の思ひをなし」
〘名〙 (「千秋」は千年の意) 一日がはなはだ長く感じられること。思慕の情がはなはだしく、待ちこがれる気持にいう。いちじつせんしゅう。一日(いちにち・いちじつ)三秋。一刻千秋。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一一「只官軍の向ふの日を頻りに渇望なせる事一日千秋(いちニチせんシウ)の如くなるに」

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ことわざを知る辞典の解説

一日がはなはだ長く感じられること。思慕の情がはなはだしく、待ちこがれる気持ちにいう。「千秋」は千年の意。

[使用例] 私の着くのを一日千秋の思いで待っているだろうに[有島武郎*或る女|1919]

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四字熟語を知る辞典の解説

一日がはなはだ長く感じられること。思慕の情がはなはだしく、待ちこがれる気持ちにいう。

[活用] ―の思い。

[使用例] 正月に叔父が年賀に来るのを一日千秋の思いで待った。年玉の袋を、必ずくれたからである[永井龍男*身辺すごろく|1976]

[使用例] 古狐め、早く浴衣を着てくれないかなと、一日千秋どころか一秒万秋の思いで待っていると、突然〈略〉目の前を白いものが駈け去っていった[井上ひさし*新釈遠野物語|1976]

[解説] 「秋」は千年の意。元来は、一日会わないと千年も会わないような気がすること。「いちじつせんしゅう」ともいいます。

[類語] いちにちさんしゅう一刻千秋

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