待機(読み)タイキ

デジタル大辞泉 「待機」の意味・読み・例文・類語

たい‐き【待機】

[名](スル)準備をととのえて機会の来るのを待つこと。「救護班待機する」「自宅待機
[類語]控え控える待つ待ち構える待ち受ける待ち設ける待ち伏せる待ち侘びる待ちあぐむ待ちあぐねる待ちくたびれる待ち明かす待ち伏せ待ちぼうけ心待ち鶴首満を持す手薬煉てぐすね引く首を長くする爪を研ぐ身構える身構えスタンバイ待ち遠しい待ちどお待ち望む待ち焦がれる待ち兼ねる待望切望熱望希求願う一日千秋腕をさする腕をしびれを切らすそわそわ待てど暮らせど待ち切れない

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精選版 日本国語大辞典 「待機」の意味・読み・例文・類語

たい‐き【待機】

  1. 〘 名詞 〙 準備を整えて機会の来るのを待つこと。いざという時はいつでも行動できる用意をして、その機会・時期を待つこと。
    1. [初出の実例]「明治三十七八年役には、よく待機陣地を守るといふ語が訓令なんぞに用ゐられた」(出典:金貨(1909)〈森鴎外〉)
    2. 「手術室の外で患者が運ばれてくるのを待機していた」(出典:海と毒薬(1957)〈遠藤周作〉一)

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普及版 字通 「待機」の読み・字形・画数・意味

【待機】たいき

備える。

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