そわそわ(読み)ソワソワ

デジタル大辞泉 「そわそわ」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「そわそわ」の意味・読み・例文・類語

そわ‐そわそはそは

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 気持や動作の落ち着かないさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「伊勢の下向にべったりと逢(あふ)〈里圃〉 長持に小挙(こあげ)の仲間そはそはと〈沾圃〉」(出典俳諧続猿蓑(1698)上)
    2. 「此比(このごろ)はそはそは、何も手に付かぬと見た」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 気持の落ち着かないさま。
    1. [初出の実例]「何故その様に聞分けては下さらぬぞと浅ましく、互ひの思ひそはそはに成りて」(出典:われから(1896)〈樋口一葉〉五)

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