そわそわ(読み)ソワソワ

デジタル大辞泉 「そわそわ」の意味・読み・例文・類語

そわ‐そわ〔そはそは〕

[副](スル)気持ちや態度が落ち着かないさま。「発表待ちで朝からそわそわする」
[類語]せかせかわさわさせかつくうろうろうろちょろどぎまぎおたおたまごまごどぎどぎもじもじもぞもぞきょときょときょろきょろぎょろぎょろじろじろじろりきょろりぎょろりぱちくりぐじぐじぐずぐずいじいじもじもじ因循くよくようじうじちゃかちゃかそそくさあたふたうそうそふらふらよたよたやっさもっさてんやわんや目まぐるしい忙しいせわしいせわしない気ぜわしい慌ただしいきりきり舞い東奔西走てんてこ舞い多忙繁忙繁多繁劇多事多端多用繁用席の暖まるいとまもない猫の手も借りたい性急拙速多端忙殺怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙し取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがないあくせくこせこせばたばたせっかち気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしい右往左往慌てふためく動き回るちょこまか倉卒押せ押せやいのやいの

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「そわそわ」の意味・読み・例文・類語

そわ‐そわ そはそは

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 気持や動作の落ち着かないさまを表わす語。
俳諧続猿蓑(1698)上「伊勢下向にべったりと逢(あふ)〈里圃〉 長持に小挙(こあげ)仲間そはそはと〈沾圃〉」
※浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上「此比(このごろ)はそはそは、何も手に付かぬと見た」
[2] 〘形動〙 気持の落ち着かないさま。
われから(1896)〈樋口一葉〉五「何故その様に聞分けては下さらぬぞと浅ましく、互ひの思ひそはそはに成りて」

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