快弁(読み)カイベン

デジタル大辞泉 「快弁」の意味・読み・例文・類語

かい‐べん〔クワイ‐〕【快弁/快×辯】

聞いていて気持ちのよい話しぶり。また、すらすらと話すこと。
[類語]口賢い口上手口達者口巧者口八丁口八丁手八丁話し上手口器用口調法口利口口がうまい達弁雄弁能弁流暢立て板に水舌を振るう言い募る言いまくるまくし立てる言い尽くす言い立てる述べ立てる口がほぐれる舌が回る口角泡を飛ばす舌端火を吐く激語滔滔とうとう喋喋ぺらぺらべらべら弁が立つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「快弁」の意味・読み・例文・類語

かい‐べんクヮイ‥【快弁・快辯】

  1. 〘 名詞 〙 聞いていて、気持のよい話しぶり。弁舌のさわやかなこと。
    1. [初出の実例]「今の文学者は之に反して多くは高声笑語快辯(クヮイベン)流るるが如し」(出典落葉(1889‐90)〈内田魯庵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android