雄弁/雄辯(読み)ユウベン

世界大百科事典 第2版の解説

ゆうべん【雄弁】

野間清治が1909年大日本雄弁会(現,講談社)を設立し,翌10年創刊した月刊誌。野間は当時東京大学法科の書記をしており,弁論部の誕生に尽力したのが本誌発刊の契機となった。第1号の弁論部発会記念の口絵写真には芦田均,鶴見祐輔らの顔が見える。主として雄弁家の演説速記を掲載していたが,17年ころよりしだいに総合雑誌に変身し,20年10月《現代》が創刊されるまでその傾向を続けた。その後はもとの弁論雑誌に戻ったが,政府の雑誌統合策により,41年10月号で終刊,《現代》に統合された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ゆうべん【雄弁】

( 名 ・形動 ) スル [文] ナリ 
人の心を動かすように、力強くよどみなくしゃべること。また、そのさまやその話。 「 -な人」 「 -をふるう」 「伯父を訪ふて、頻りに高談-したことがある/思出の記 蘆花
(「―に物語る」「―に語る」の形で)ある内容をはっきりと示している意にいう。 「事実が-に物語っている」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

適応障害

心理社会的なストレスがはっきりと認められ、情緒面や行動面に問題が生じるもの。職場の人間関係、夫婦間の葛藤を始め、親の離婚、子供の自立、失恋、身体疾患など、一過性のものから持続的なものまで、ストレス因子...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android