デジタル大辞泉
「べらべら」の意味・読み・例文・類語
ベラ‐ベラ(Bela-Bela)
南アフリカ共和国北東部、リンポポ州の町。旧称ウオームバス。同国屈指の温泉保養地として知られ、摂氏約50度、毎時2万2000リットルもの湧出量を誇る。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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べら‐べら
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 炎をあげてよく燃えるさまを表わす語。
- [初出の実例]「べらべら、へらへら、めらめらは皆等しかるべし。火などの付て焼侍る音なるべし」(出典:かた言(1650)五)
- ② とどまるところなくよくしゃべるさまを表わす語。ぺらぺら。
- [初出の実例]「べらべらいふて日をくらしけり」(出典:雑俳・うしろひも(1737))
- ③ とりとめもなく悠長なさまを表わす語。
- [初出の実例]「日向北向(ぼこ)こそ寿命の薬、永き日あしのべらべらと」(出典:浄瑠璃・天神記(1714)三)
- ④ 紙や布などの薄くて弱いさまを表わす語。特に安物の形容としてよく用いる。
- [初出の実例]「田舎の塩煎餠は薄っぺらで軽くてべらべらして居りまする」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉八二)
- [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]④に同じ。「べらべらな着物」
- [初出の実例]「井戸端に持て往って洗ふと、唐紙の事でべらべらになるに困じ果て」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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