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マン

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


まん

仏教で説く煩悩(ぼんのう)の一つ。サンスクリット語マーナmnaの訳。自分を高くみて他を軽視する、自己中心的な思い上がりの心。こうした心理を分析して三慢、七慢、九慢などが説かれる。このなかに「我慢(がまん)」も含まれるが、これは今日の日本語の、自己を抑制する意味の「我慢」とはむしろ逆の心理状態であり、強い自我意識からおこる慢心をいう。[池田練太郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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