デジタル大辞泉 「扶」の意味・読み・例文・類語 ふ【扶】[漢字項目] [常用漢字] [音]フ(漢) [訓]たすける1 わきから支えて助ける。世話をする。「扶育・扶助・扶持ふち・扶養・扶翼」2 広がって大きい。「扶桑」[名のり]すけ・たもつ・もと 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「扶」の意味・読み・例文・類語 ふ【扶】 〘 名詞 〙① たすけること。力をかすこと。② 令制で、親王家および職事官の一位の者の家に設けられた家政組織の次官。長官の家令を補佐する。〔令義解(718)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「扶」の読み・字形・画数・意味 扶常用漢字 7画 [字音] フ[字訓] たすける・まもる・よる[説文解字] [金文] [字形] 形声声符は夫(ふ)。〔説文〕十二上に「左(たす)くるなり」とあり、扶持し保護する意。傅・附と声義が近い。[訓義]1. たすける、まもる、ささえる。2. よる、よりそう。3. よじる、おきる。4. くみひも、四本よりのひも。5. 四本指の長さ。6. 匍(ほ)と通じ、はらばう。[古辞書の訓]〔名義抄〕扶 タスク・オシカカル・スケ・カムカフ・トラフ・スガル・ウツ・ツク・ヒロゴル・モツ・ウガツ・タノモシ・ハフ/扶入 カシヅキセラル[語系]扶・輔biuaは同声。傅piua、phiuaは声近く、みな扶助の意がある。また附bioもこの系統の語で、附着し、依附する意がある。[熟語]扶育▶・扶掖▶・扶起▶・扶危▶・扶箕▶・扶義▶・扶救▶・扶挙▶・扶渠▶・扶挟▶・扶▶・扶▶・扶携▶・扶挈▶・扶護▶・扶工▶・扶賛▶・扶侍▶・扶持▶・扶疾▶・扶樹▶・扶助▶・扶牀▶・扶将▶・扶丞▶・扶杖▶・扶植▶・扶衰▶・扶正▶・扶▶・扶疎▶・扶桑▶・扶▶・扶同▶・扶風▶・扶服▶・扶病▶・扶木▶・扶▶・扶養▶・扶揺▶・扶翼▶・扶鸞▶・扶盧▶・扶老▶[下接語]義扶・給扶・夾扶・協扶・挟扶・携扶・自扶・杖扶・親扶・人扶・推扶・対扶・摶扶・提扶・天扶・内扶・難扶・翼扶・力扶 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報