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木下蔭狭間合戦 このしたかげはざまがっせん

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世界大百科事典 第2版の解説

このしたかげはざまがっせん【木下蔭狭間合戦】

人形浄瑠璃。時代物。10段。1789年(寛政1)2月大坂大西芝居初演。若竹笛躬(わかたけふえみ),近松余七並木宗輔(千柳)の合作。余七は十返舎一九太閤記物の一つ。実録小説《真書太閤記》や読本《絵本太閤記》などで知られた秀吉一代記のうち,今川義元の桶狭間(おけはざま)の戦を背景に,美濃の斎藤竜興の軍師竹中官兵衛(史実の半兵衛)と,小田春永(織田信長)の軍師此下当吉(このしたとうきち)(木下藤吉郎)との知略比べや,盗賊石川五右衛門の活動などを取り合わせたもの。

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世界大百科事典内の木下蔭狭間合戦の言及

【太閤記物】より

…《時代織室町錦繡》は8段物の技巧作で,81年2月初演。寛政・享和期(1789‐1804)に多く作られ,89年《木下蔭狭間合戦(このしたかげはざまがつせん)》,91年《彫刻左小刀》,93年《蝶花形名歌島台》,94年《唐錦艶書功(からにしきえんしよのいさおし)》《日本賢女鑑》,96年《鬼上宦漢土日記(おにしやがんもろこしにつき)》,99年《絵本太功記》《太功後編の旗颺(たいこうごにちのはたあげ)》,1801年《日吉丸稚桜(わかきのさくら)》など16作があり,この時期は太閤記物の最盛期であり,注目作の《木下蔭狭間合戦》と代表作の《絵本太功記》とで終始した。前者は桶狭間(おけはざま)の合戦を背景としたもので歌舞伎においてもくり返し上演された。…

※「木下蔭狭間合戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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