出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…前者は岩手県と九州の炭鉱地帯などに産出し,硬いために結合粘土として使用されることは少なく,塊状のまま焼成してシャモット(粘土を焼いたものをいう)として,耐火物の原料に利用する。後者の軟質粘土では亜炭片を含有するものを木節粘土(きぶしねんど)といい,粗粒石英を含有するものを蛙目粘土(がえろめねんど)といって,愛知県を中心に三重県,岐阜県などに産出する。蛙目粘土は粗粒石英を除くために水簸(すいひ)し,水簸粘土として使用される。…
…市域は土岐川沿いの平地と美濃三河高原の丘陵地よりなる。蛙目(がえろめ)粘土,木節(きぶし)粘土と呼ばれる良質の陶土を産するため,古くから美濃焼で知られる陶磁器の生産地で,江戸時代には美濃焼物取締所が置かれ,尾張藩の統制を受けていた。明治以降,多治見の陶器商が全国に販路を開拓したことや,鉄道開通以前には陶磁器輸送に木曾川舟運を利用して地の利を得たことなどを背景に陶磁器集散地として発展,〈陶都〉といわれた。…
…陶磁器の原料となる粘土。もとはヨーロッパ大陸およびイギリス南西部コーンウォール地区に産し,水簸(すいひ)精製によって得られるカオリンで陶磁器原料となる粘土を呼ぶ名称であったが,しだいにその用途によって堆積性の粘土にも用いられるようになり,現在では日本の木節(きぶし)粘土,蛙目(がえろめ)粘土にもこの名称が用いられている。良質のものでは白色で可塑性が高い。…
※「木節粘土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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