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村上元三 むらかみ げんぞう

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美術人名辞典の解説

村上元三

小説家。朝鮮元山生。早くから作家を志し、『サンデー毎日』懸賞小説で選外佳作となった『利根の川霧』でデビューする。長谷川伸に師事。朝日新聞に連載した『佐々木小次郎』で人気を博し、歴史小説家としての地位を確立した。『上総風土記』で直木賞受賞。代表作に『水戸黄門』『高杉晋作』等。平成18年(2006)歿、96才。

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デジタル大辞泉の解説

むらかみ‐げんぞう〔‐ゲンザウ〕【村上元三】

[1910~2006]小説家・劇作家。朝鮮の生まれ。戦後まもなく、佐々木小次郎テーマにした小説を新聞に連載し、異色の時代小説作家として注目を集めた。「上総風土記(かずさふどき)」で直木賞受賞。他に「松平長七郎江戸日記」「源義経」「水戸黄門」など。映像化された作品も多い。昭和49年(1974)紫綬褒章受章。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

村上元三 むらかみ-げんぞう

1910-2006 昭和-平成時代の小説家。
明治43年3月14日朝鮮元山生まれ。長谷川伸に師事。昭和16年「上総風土記(かずさふどき)」で直木賞。戦後の24-25年「朝日新聞」に「佐々木小次郎」を連載し,流行作家となる。テレビや舞台などの脚本・演出もおおく,40年NHK放送文化賞。平成18年4月3日死去。96歳。青山学院中等部卒。作品はほかに「次郎長三国志」「水戸黄門」「田沼意次(おきつぐ)」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

村上元三
むらかみげんぞう

[生]1910.3.14. 朝鮮,元山
[没]2006.4.3. 東京,世田谷
小説家。青山学院中等部卒業後は浅草に住み,1934年股旅小説『利根の川霧』が『サンデー毎日』大衆文芸賞の選外佳作に選ばれた。その後,剣劇の脚本を書き,長谷川伸の門下に入り,長谷川を生涯師父と仰いだ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

村上元三
むらかみげんぞう
(1910―2006)

小説家、劇作家。朝鮮元山(げんざん/ウォンサン)に生まれる。青山学院中等部卒業。長谷川伸(はせがわしん)に師事。直木賞候補作を収録した『先駆者の旗』(1940)、『颶風(ぐふう)の門』(1941)は、北方を舞台とした異色作である。下男の献身美を描いた『上総風土記(かずさふどき)』(1940)で第12回直木賞受賞。戦後派的なエピキュリアンの色彩をもって、小次郎の屈折した青春を造型した『佐々木小次郎』全3巻(1950~51)で、文壇の位置を不動にした。『加賀騒動』(1951)、『次郎長三国志』(1952)、水戸光圀(みつくに)の一代記『水戸黄門』四部作(1956~62)、『五彩の絵図』(1974)など佳作。1965年(昭和40)NHK放送文化賞受賞。[山崎一穎]
『『村上元三文庫』全9巻(1954・講談社) ▽『村上元三選集』全6巻(1966・徳間書店) ▽『水戸黄門』全8冊(講談社文庫) ▽『五彩の絵図』『大久保彦左衛門』(中公文庫) ▽『佐々木小次郎』上下(講談社・大衆文学館)』

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世界大百科事典内の村上元三の言及

【剣劇】より

…また2代にわたる梅沢昇(初世はのちに竜峰と改名)や,金井修,浅香新八郎,沢村国太郎らは,それぞれに一座を組み,全国の大衆演劇の大半が剣劇といえるほどの時代さえあった。そして〈ちょんまげ〉の任俠の徒の争闘を主題として義理人情をからませた長谷川伸,行友李風(ゆきともりふう),原巌,村上元三,佐々木憲らの作家がこれに好適の脚本を提供し,戦時色の深まるとともに剣劇はますます盛んに行われた。第2次世界大戦後は民主思想の発達に伴い一時は急速に影を薄めたが,昭和20年代の後半にはまたかなり行われるようになった。…

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