東広島[市](読み)ひがしひろしま

百科事典マイペディア 「東広島[市]」の意味・わかりやすい解説

東広島[市]【ひがしひろしま】

広島県中部の市。1974年市制。山陽本線新幹線,呉線,山陽自動車道が通じる。中心の西条古代国府の地で,近世は山陽道の宿駅,明治以降は酒造で知られ,西条柿原産地でもある。1995年3月広島大学の統合移転が完了,同年9月には国税庁醸造研究所が開所するなど,教育・研究機関の立地が進み賀茂学園都市が形成されている。また,広島中央テクノポリスの中心として先端産業の進出が相次ぐなど,急速に都市化が進行しつつあり,人口増加が著しい。2005年2月賀茂郡黒瀬町,福富町,豊栄町,河内町,豊田郡安芸津町を編入。635.16km2。19万135人(2010)。
→関連項目西条

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android